カニの甲羅についた黒い粒の正体は?カニビルの卵と身入りの見方・落とし方
ズワイガニの甲羅につく黒い粒の正体、カニビルの卵嚢とカニへの影響、身入りを考える手掛かりとしての限界、気になる場合の落とし方を解説します。
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ズワイガニの甲羅につく黒い粒は、カニビルの卵嚢です。カニに寄生しているのか、身入りと関係するのか、洗い落とすべきなのかを順に説明します。
黒い粒はカニビルの卵嚢
京都府の解説によると、カニビルは魚の体液を吸って生活し、カニの甲羅を産卵場所として使います。海底の泥地には卵を産める場所が少ないためです。卵嚢が甲羅についていても、カニに害はないとされています。
卵嚢は甲羅の表面に付いています。カニの身に寄生しているわけではありません。食べる際に気になる場合は、甲羅を外す前に表面を洗い、卵嚢や殻の破片が身に混ざらないようにします。
黒い粒は身入りの目安になる?
カニビルの卵嚢は、一般に脱皮後の時間が長いカニほど多く付着する傾向があり、身入りを考える手掛かりの一つとされています。ただし、卵の数から身入りの量や品質を確定する基準はありません。黒い粒が多いか少ないかだけで、カニの良し悪しを決めることはできません。
身入りの状態や「堅蟹」「若蟹」の違いは、カニの身入りの見方とカニの脱皮も参考にしてください。
気になる場合の落とし方
調理前に清潔なブラシで甲羅の表面を洗います。落ちにくい卵嚢を無理に削る必要はありません。包丁の刃や金属器具で強くこすると、殻を傷つけたり手を切ったりするおそれがあります。カニの切り方は安全な解体方法で紹介しています。
甲羅を出汁に使う場合も、先に表面を洗い、付着物が気になるときは取り除きます。カニの殻で取る出汁もご覧ください。

