カニの足先の食べ方|味噌汁・炊き込みご飯への使い方と保存
身を取りにくいカニの足先や関節を、味噌汁や炊き込みご飯に使う方法を紹介。だしに使う前の切り方と、未使用分を小分けで保管する目安もまとめます。
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身を取りにくいカニの足先や関節は、切れ目を入れてだしに使うのがおすすめです。味噌汁、炊き込みご飯、カニ雑炊に回せば、細い部位も料理に生かせます。
だし用に取り置くなら、口をつける前に清潔な器具で分けます。今から使う分は汁物へ、後日使う分は小分けして冷凍へ。太い脚の身を食べる間に、足先で汁物を作る段取りも便利です。
足先は無理にほじらず、殻に切れ目を入れる
足先は細く、殻の中から身を丸ごと抜きにくい部分です。汁物へ使うときは、関節ごとに分けるか殻へ短い切れ目を入れます。身だけを取りたい場合は、カニばさみで殻の側面を開き、小さなフォークで取ります。硬い殻を強く握って割ると破片が混ざることがあるので、まな板に置いて切ります。カニの殻を安全に切る手順も参照してください。
足先で作る味噌汁・てっぽう汁
農林水産省の郷土料理レシピでは、カニと昆布だし、長ねぎ、味噌を使う北海道のてっぽう汁が紹介されています。家庭で作る一例です。
材料(3〜4人分)
- ボイル済みのカニ足先・関節:150〜200g
- 水:800ml
- 昆布:5cm角1枚
- 酒:大さじ1
- 長ねぎ:1/2本
- 味噌:大さじ2〜3(塩気を見て調整)
作り方
- 足先を関節ごとに分け、殻の太い部分に短い切れ目を入れます。
- 鍋に水と昆布を入れて少し置き、火にかけます。煮立つ前に昆布を取り出します。
- 足先と酒を加えて煮ます。浮いた泡を取り、長ねぎの白い部分を加えます。
- 火を弱めて味噌を溶き、沸騰させずに温めます。味噌はカニの塩気を見ながら加えます。
この配合は家庭用の一例で、カニの量や塩分に合わせて味噌を調整してください。生の加熱用を使う場合は、商品表示に従い、身の中心部が75℃に達してから1分以上を目安に加熱します。
足先を使った炊き込みご飯
材料(米2合分)
- 米:2合
- ボイル済みの足先・関節:150g
- 酒:大さじ1
- 薄口醤油:大さじ1
- みりん:大さじ1
- 生姜:1片(千切り)
- 三つ葉:適量
- 水または塩を加えていないだし:2合の目盛りまで
作り方
- 米を研いで吸水させ、水気を切ります。
- 炊飯器に米、酒、薄口醤油、みりんを入れ、目盛りまで水かだしを注いで混ぜます。
- 生姜と足先をのせて炊きます。炊き上がったら足先を取り出し、殻に残った身をほぐして戻します。
- 殻の破片がないか確認し、三つ葉を散らします。
カニの量が少ないときは、足先をだし取りに使い、食べやすいほぐし身を最後に加える方法もあります。鍋の締めに使うならカニ雑炊の作り方で分量を確認できます。
使わない分は食卓へ出す前に分ける
すぐに使わない足先は、食卓に出す前に清潔な器具で取り分け、商品表示に従って冷凍します。空気に触れにくい袋へ小分けし、日付と商品期限が分かる状態で保管してください。解凍後の残りや、長く食卓へ出したものを新たなストックに回すのは避けます。
殻を炒ってからだしを取る方法や、ビスクへの使い方はカニ殻でだしを取るレシピにまとめています。




