カニのふんどしとガニの違い|場所・食べる部分・外し方
腹側のふんどし(腹節)と甲羅の内側にあるガニ(エラ)を、位置と役割で見分けます。姿ガニをさばく手順と、抱き身との違いも紹介します。
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カニの「ふんどし」は腹側の折りたたまれた腹節、「ガニ」は甲羅の内側にあるエラです。姿ガニをさばくときは、ふんどしを外して甲羅を開け、その後でガニを取り除きます。名前は似ていますが場所も役割も違います。
肩・胴側の身を指す「抱き身」と、腹節の「ふんどし」も別です。下処理の順序と、身を取る場所を分けて紹介します。
ふんどし・抱き身・ガニの位置
| 呼び名 | 場所 | 下処理 |
|---|---|---|
| ふんどし | 腹側の折りたたまれた腹節 | 外して、殻や膜と身・卵を分ける |
| 抱き身 | 脚の付け根にある胴側の身 | 胴体を割って、部屋ごとに身を取る |
| ガニ | 甲羅の下、胴体の左右に並ぶエラ | 調理前に食べる身から外す |
ズワイガニでは、オスのふんどしは細長く、メスは丸みのある形です。メスのズワイには腹側に外子が付くことがありますが、卵の量や状態は個体・商品によって違います。地域ごとの呼び名はセコガニ・香箱ガニの呼び方と内子・外子で確認できます。
ふんどしを外し、身や卵を分ける
- カニを腹側を上にして置きます。
- 腹節の先を持ち上げ、根元のつなぎ目から外します。硬いときは力任せに引かず、殻を安定させて少しずつ開きます。
- 内側に身が残っていれば、殻と薄い膜を外して取り出します。メスのズワイは外子が付いている場合があるため、腹節の殻と卵を分けます。
ふんどしは腹節の呼び名で、肩の身(抱き身)と同じ部位ではありません。身がほとんどない個体もあり、食べられる量を一律には見積もれません。
甲羅を開いてガニを外す
- ふんどしを外した側から甲羅と胴体の境目を開きます。甲羅は水平に置くと、味噌を取り出しやすくなります。
- 胴体の左右にある灰色の羽状のエラを、根元からまとめて外します。
- 胴体と脚の付け根に砂や殻の破片が残っていないか確かめます。
ガニは食べる身から外します。だしにはエラを外した殻を使い、取り方はカニをさばく手順とカニ殻でだしを取る方法で紹介しています。
生の加熱用カニは、ふんどしの内側に身があっても生食用とは限りません。商品表示に従って調理し、加熱する場合は中心部が75℃に達してから1分以上を目安にします。


