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カニ料理に合うワインの選び方|白・泡・軽めの赤と部位別ペアリング

ボイルガニには辛口の白、焼きガニには泡やコクのある白がおすすめ。バター焼き・カニ味噌・カニ鍋の味付けに合わせ、シャブリ、カヴァ、軽めの赤を選ぶコツを紹介します。

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カニ料理と白ワインのイラスト

ボイルガニには辛口の白ワイン、焼きガニには辛口のスパークリングがおすすめです。迷ったらシャブリのような辛口シャルドネか、スペインのカヴァから選ぶと、料理の味付けを変えずに合わせやすくなります。

バター焼きにはコクのある白、トマト味のカニ料理には軽めの赤も候補です。料理別に選び分け、赤ワインを一律に除外する必要はありません。

味付けに合わせて白・泡・赤を選ぶ

カニ酢やぽん酢で食べるなら、すっきりした辛口の白が合わせやすい候補です。バター焼きには少しコクのあるシャルドネ、トマトソースには軽めのピノ・ノワールを合わせてみましょう。

魚介とワインの組み合わせでは、ワイン中の鉄が生臭い後味に関わることがメルシャンの研究で報告されています。ただ、店頭の表示から鉄分量を比べるのは難しく、白・赤の色や畑の土壌だけで相性を決めることはできません。料理の味付けと、好みの酸味・渋みから選ぶほうが実用的です。

ボイルガニや揚げ物には辛口スパークリング

皿に盛られた調理済みのカニ
写真:Jaradah Fish / Pexels License · 縮小・WebP変換

冷たいボイルガニには、すっきりした辛口の泡がおすすめです。カニ爪フライや天ぷらにも合わせやすく、油を使った料理の後味をさっぱり楽しめます。

普段の食卓ならスペインのカヴァ、贈り物や祝いの席ならシャンパーニュも候補です。甘さを控えたい場合は、商品説明の辛口表示から探します。カニしゃぶには、たれの酸味を強くしすぎない組み合わせが向いています。

ボイルガニにはシャブリやソーヴィニヨン・ブラン

塩茹でした脚肉には、柑橘を思わせる酸味のある白がおすすめです。シャブリやソーヴィニヨン・ブラン、軽快なピノ・グリージョが候補になります。樽の香りが控えめなタイプなら、身の甘みを楽しみやすくなります。

レモンやカニ酢を添える日は、たれを少なめにするとワインとの酸味が重なりすぎません。

焼きガニにはコクのある白、バター焼きにはシャルドネ

フライパンで焼いたカニには、果実味のあるアルバリーニョや、軽く樽の香りが付いたシャルドネを。焼き目の香ばしさには少し厚みのある白が合いそうです。

バターと醤油を使うならコクのあるシャルドネ、塩とレモンで仕上げるなら酸味のある白、と味付けから選び分けると分かりやすくなります。

カニ味噌にはオレンジワインや軽めの赤も

濃厚なカニ味噌の甲羅焼きには、コクのあるオレンジワインや、渋みの控えめなピノ・ノワールも試したい組み合わせです。味噌に酒やバターを加える場合は、その香りも含めて合わせます。

さっぱりした白が好きなら、身を味噌と和え、海苔にのせてつまむ食べ方もおすすめです。味噌だけをたっぷり食べるときと、身を混ぜたときでは味の濃さが変わります。

料理・部位別ワインペアリング早見表

カニ料理・部位 おすすめのワインの種類 代表的な産地・ブドウ品種 ペアリングのポイント
ボイルガニ(冷製) 辛口白ワイン、シャンパーニュ シャブリ(仏)、ソーヴィニヨン・ブラン キレのある酸味とミネラルがカニの甘味を引き立てる
カニ刺し・カニしゃぶ 瓶内二次発酵スパークリング ブラン・ド・ブラン、フランチャコルタ きめ細やかな泡が繊細な舌触りを邪魔せず後味をさっぱり楽しめる
焼きガニ コクのある辛口白ワイン アルバリーニョ(西)、冷涼産地シャルドネ 殻の香ばしさと樽や果実のふくよかなコクが調和する
カニ鍋・カニすき フルーティーな辛口白ワイン 甲州(日本)、リースリング辛口(独) 出汁の旨味や野菜の甘味に寄り添う穏やかな酸味
カニ味噌・甲羅焼き オレンジワイン、軽めの赤ワイン ジョージア産オレンジワイン、ピノ・ノワール 複雑な渋みとコクが内臓の濃厚な旨味を受け止める
カニ爪フライ・天ぷら 爽快なスパークリング、ロゼ泡 カバ(西)、クレマン・ド・ブルゴーニュ 揚げ物の油分を炭酸の刺激がすっきりと流してくれる

食後のワインのおつまみとしてカニ殻から取った濃厚なスープを活用したい場合は、カニ殻で取る極上出汁の作り方|生臭さを消して濃厚な旨味を引き出す下処理とレシピ のビスク仕立ての出汁取りも参考になります。

ワインは商品の飲み頃温度で用意する

白と泡は、ボトルや販売元の飲み頃温度に合わせて冷やします。温度を細かく管理するより、食事中にぬるくならないようクーラーを置くと便利です。

香りも楽しみたい白や赤は、少し膨らみのあるグラスへ。料理を取り分けやすいよう、カニ用のハサミや殻を入れる器も先に用意しておきます。

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参考資料

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